新型コロナウイルス感染症における入院給付金等の取扱いの変更について

１．みなし入院の取扱いについて

（１）「入院」、「みなし入院」とは

入院	医師による治療が必要であり、かつ自宅等での治療が困難なため、病院又は診療所に入り、常に医師の管理下に置いて治療に専念すること
みなし入院	臨時施設や自宅での療養は「入院」には該当しないものの、新型コロナウイルス感染症が感染法上は入院勧告・措置の対象であることから「入院」と同等に取り扱うこと

（２）新型コロナウイルス感染症と診断された場合のお支払い範囲

新型コロナウイルス感染症の診断日が2023年5月8日以降の場合、「みなし入院」は適用されませんので、ご注意ください。

（〇：お支払い対象、×お支払い対象外）
治療・療養の場所		臨時の施設（宿泊施設や自宅など）で療養＜「みなし入院」＞		医療機関・診療所への入院
対象となる方		重症化リスクの高い方（※）	左記以外の方	「入院」の定義に該当する方
新型コロナウイルス感染症の診断日（陽性判明日）	2022年9月25日以前	○	○	〇約款上の保障範囲のため、変更ありません。
	2022年9月26日～ 2023年5月7日	○	✕
	2023年5月8日以降	✕	✕

重症化リスクの高い方とは、「65歳以上の方」、「入院を要する方」、「重症化リスクがあり、新型コロナ治療薬の投与、または、新型コロナ罹患により新たに酸素投与が必要な方」、「妊婦の方」となります。

（３）今般の見直しの理由および背景等

2022年9月25日以前	2020年4月当時、新型コロナウイルス感染症と診断された方について、病院への入院が必要であるにもかかわらず、病院のひっ迫等の事情により入院することができない状況が発生したため、「みなし入院」を適用した。
2022年9月26日～ 2023年5月7日	軽症・無症状の方の割合が高まる状況となり、政府が新型コロナの発生届の対象を全国一律に、重症化リスクの高い方に限定したこと受け、「みなし入院」も重症化リスクの高い方に限定した。
2023年5月8日以降	政府が2023年5月8日から新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけを「5類感染症」へ変更するのに伴い、感染症法上の入院勧告・措置等の対象外となることから「みなし入院」の特別措置を終了する。

２．東北電力生協制度商品の入院に関する保険金支払について（2023年5月8日以降）

商品	保険金をお支払いする場合
リリーフ所得補償	所得補償保険金は、医師の指示に基づき、組合員本人が5日以上継続して入院または自宅療養のため会社を休んだ場合、保険金の支払い対象となります。（ベストプラン、ベタープランの加入者（1~6、11~16コース）が対象）
リリーフ本人・家族医療	入院保険金は、入院した場合に保険金の支払い対象となります。
終身医療保険パートナーなど	入院給付金、入院一時金は、入院した場合に保険金の支払い対象となります。

３．ご請求にあたってのお願い

厚生労働省より、My HER-SYSの療養証明書機能について、2023年5月7日までに保健所に発生届出が行われ、入力されている場合には、同年9月末まで同機能の利用が可能であるとの発表がなされております。同年10月以降の利用については未定となっていることから、医療機関・保健所の負担軽減に十分配慮していく観点より、My HER-SYSの療養証明を利用した早期のご請求へのご協力をお願い申し上げます。

４．ご参考資料

[保険金の給付に関するお問い合わせ]

東日本興業株式会社保険部

TEL: 022-261-5707

[その他お問い合わせ]

東北電力生活協同組合保険部

TEL: 0120-715-090

新型コロナウイルス感染症に関する入院保険金等の取扱いについて（対象保険：リリーフ、パートナー、ハート）